毎年のことではありますが、今年度の中学3年生(7名)も内申(学校の通知表)が1学期から2学期で下がった生徒はいませんでした。6名が上昇・1名がキープという結果でした。

都立入試では、3年2学期通知表の各教科1~5の成績が得点化されます。そして、都立一般入試の当日の得点(5教科700点満点)にプラスされる300点(オール5の場合)となります。

従って、オール5の生徒は、入試を受ける前から700+300=1000点満点中300点を持っていることになります。オール4の生徒は、240点・オール3の生徒は、180点です。

オール3とオール4の生徒では60点の差が出ます。例えば、英・数・国が4、理・社が3、音楽・美術が4、保体・技家が3の生徒がいたとします。その生徒の内申点は212点で、オール4の生徒より28点低く、オール3の生徒より32点高いことになります。

中堅都立高校を受験したい生徒は、出来るだけオール4に近づけたいものです。学校の成績は、実力ではありません。提出物、意欲、授業態度などを含めた絶対評価です。だから、努力によって比較的簡単に上げることが出来ます。

上位校を目指す生徒は、やはり学校の成績に見合った実力がないと、総合得点で合格を勝ち取ることが出来ません。実力がある生徒は、内申点が低めでも当日の得点力で合格出来るのも事実です。

従って、志望校が中堅校(偏差値50~55)なら内申点アップを重視した勉強をする。志望校が偏差値60以上なら実力アップを重視した勉強が必要と言えるでしょう。

オール3ギリギリの生徒やオール3ない生徒は、忘れ物をしないことや提出物の徹底など生活習慣から見直し、受験生になる意識を持って行動するように心掛けて下さい。